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交通死亡事故ゼロ〜須坂市が500日を達成

2016-02-06 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市内における交通死亡事故ゼロが昨年12月10日で500日を達成したことから、県交通安全運動推進本部（本部長・阿部守一知事）が須坂市を表彰、１日、長野地方事務所で伝達式が行われた。島田伸之・同運動推進長野地方部長（長野地方事務所長）が三木正夫市長に賞状を手渡した。
　須坂市では平成26年７月28日に交通死亡事故が発生して以降ゼロを継続中で、１月末日で552日を数える。須坂警察署の統計でゼロ日数の記録をたどると、ここ10年で最長。次に長い316日（18年９月11日〜19年７月23日）をはるかに上回っている。また、平成27年（１〜12月）の年間交通死亡事故ゼロは昭和55年以来35年ぶりとなる。
　伝達式は須坂市関係では須坂署の坂下郁夫交通課長、須坂市交通安全協会の駒津健一会長、須高交通安全協会の久保敬公事務局長が立ち会う中で行われ、三木市長は「須坂市の名前で受賞したが、警察署、交通安全協会、ボランティアの方々など関係するすべての皆さんの尽力によるものであり、深く感謝したい。この記録をさらに伸ばしていけるよう、今後も連携して取り組んでいきたい」とあいさつした。
　また、講評として、坂下交通課長が「今回の受賞は年４回の交通安全運動を中心に人波作戦、高齢者訪問、通学路安全対策のほか、交通指導員やLPS隊員による街頭指導や小学校・幼稚園での安全教室などの成果のたまものであり、須坂警察署としても今まで以上に須坂市や関係機関と手を携え、地域の特性に合った交通施策を推進していきたい」と述べた。
　なお、須坂署もこのほど、管内の交通死亡事故ゼロが中規模署の基準日数（340日）に達したことから、県警本部長から表彰された。