熱気の初練習〜「須坂メセナ祝典合唱団」が発足

2016-02-06 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市文化振興事業団はこのほど、一般公募した「須坂メセナ祝典合唱団」の発足式と初練習をメセナホールで開いた。定員120人に対して市内外から2倍を超える251人の応募があり、会場は熱気にあふれた。
 同合唱団は、今年11月3日に開くメセナホール開館25周年記念コンサート出演を最初の目標に、子どもから大人まで皆で合唱を楽しむ手作りの市民合唱団を目指すもので、コンサートに向けて第一線で活躍するプロのオペラ歌手や指揮者を指導者に迎え、月1〜2回の練習(直前は別途)を重ねていく。
 参加者は小学生〜80代と幅広く、須坂市を中心に、小布施・高山・長野・中野・千曲・山ノ内など北信各地から集まった。このうち常盤中からは生徒・職員合わせて78人が参加している。パート別では発足式時点でソプラノ103人、アルト89人、テノール29人、バス30人となっている。
 発足式では指導にあたるオペラ歌手の佐野成宏さん、指揮者の加藤洋朗さん、作曲家の上田真樹さん、地元からは小林雅彦さん(市教育長)が紹介され、早速、発声体操、声の響かせ方をはじめ、「赤とんぼ」などの曲を通して歌い方のポイントを学んだ。
 佐野さん(駒ヶ根市出身)は小林さんの教え子とのことで、プロのオペラ歌手の声を間近で聴きながらの練習は効果的で分かりやすく、参加者からは「コンサートを聴いているようで、今後の練習が楽しみ」と期待する声が多かった。
 なお、当日のコンサートは3部構成(?佐野成宏ソロステージ?会場の皆さんと共に?佐野成宏と合唱団合同ステージ)で行い、加藤さんの指揮のもと、第2部では上田さんの編曲による須坂市民歌や信濃の国、第3部では唱歌の数々を歌う。
 参加者の一人、小野広子さん(須坂市八重森町)は「中1の娘と参加しました。小さい頃から唱歌が好きで、コンサートでも多くの唱歌を歌うことになっているので、今から楽しみ。少しでも上達して、娘と一緒に楽しい思い出をつくりたい」と話している。
 練習は2月が13・27日、3月が12・21日。同事業団では参加者と運営スタッフをしばらくの間募集する。申し込み・問い合わせはメセナホール☎026-245-1800まで。

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