2016-01-16 07:00 am by 須坂新聞
10日から放送が始まったNHK大河ドラマ「真田丸」。須高地区にも真田家と深い関わりのある場所があります。今回は須坂市米子町の米子瀧山不動寺を紹介します。
米子瀧山不動寺(竹前郷史住職、竹前敬史副住職)の家系図によると、同寺は真田家直系の血筋に当たる。
郷史住職の父の故幸雄さん(僧名・恵龍)は愛知県出身で、旧姓が真田。郷史住職の妻見(まゆみ)さんは長野市出身で、旧姓が真田。子の敬史副住職は父方・母方とも真田家直系となる血を受け継いでいる。
故幸雄さんは真田信繁(幸村)の次男大八の子孫に当たる。大八は仙台藩支藩片倉景綱の養子に入り、第一子辰信から真田姓(仙台真田家)に戻ったという。
また、見さんは信繁の兄信幸(信之)の孫で、松代藩三代藩主・真田幸道の子孫に当たる。
家系図には三笠宮崇仁親王妃の旧姓高木家なども見受けられる。
真田の家紋である六文銭(六連銭)は三途の川を渡る際の舟賃とされ、六文銭を示すことで「死を恐れずに戦う覚悟」を伝えて、敵方に恐怖を与える効果があったという。
同寺では、幸雄さんの代から家紋を六文銭として、袈裟や紋付などに染め付け、本堂や庫裏の屋根などにも掲げている。敬史副住職は「由緒ある真田家の直系であることに誇りを感じる。須坂にも真田家が深く関わっていることを知っていただき、地域の活性化につなげていきたい」と話している。
なお、同寺には真田信幸・信繁・幸道の位牌を祭っている。
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