2015-11-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市井上に建設が計画されている大型商業施設の影響や課題などを話し合うため市が設置した協議会(委員19人)の第3回会合が25日、市消防本部大会議室で開かれた。計3回の会合で委員からの意見が出尽くしたとして今回で終了した。建設計画に対する市の姿勢について、三木市長は「今後、できるだけ早い時期に結論を出したい」とした。
3回の会合とも、意見交換は非公開で行った。座長を務めた三木市長によると、メリットについては、買い物の利便性向上や地域活性化、雇用創出など、デメリットについては、中心市街地の衰退や、交通渋滞、治安の悪化などを懸念する意見があったという。
商業や観光などの面で、大型商業施設と地元との連携、共存共栄を求める声も多かったという。
協議会は市内の各種団体代表などで構成し、10月20日に第1回を開き、意見交換や視察などを行ってきた。
市は今後、市ホームページや、これまでに寄せられた意見なども踏まえて、建設計画に対する賛否を判断するという。
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