5農協合併推進委〜須高に営農部と経済部、名称は…

2015-09-19 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon 須高農協など北信の5農協でつくる合併推進委員会はこのほど、長野市で初会合を開いた。名称を「ながの農協」とし、営農部と経済部を須高農協井上支所周辺に設置する方針を示した。
 須高農協は果実の生産量が5農協で最も多く、特に井上地区は利便性の上から物流の拠点として最適と判断された。須高を中心に広域合併を生かしたリレー出荷も期待される。
 新農協は須高、ながの(長野市)、志賀高原(山ノ内町)、北信州みゆき(飯山市)、ちくま(千曲市)の5農協で来年9月1日の発足を目指す。
 新農協の本所は現在のながの農協本所を使用、新名称「ながの農協」は農産物を販売する上での知名度の高さから決めた。また、ながの農協が5農協の中で最大規模であることから事務所看板などを変える際のコスト面も考慮した。
 事業方針は▽生産者の所得向上▽資材コストの削減▽営農指導の充実―sを柱に据えて、地域特性を生かした農業振興を図る。
 今後は合併事業計画を策定。それを受けて須高農協では来年2月に集落懇談会を開き、4月頃に臨時総会で決議する。牧良一組合長は「生産農協としての須高の特性を生かしながら地域に信頼される新生農協を目指していきたい」と話す。

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