2015-06-06 07:00 am by 須坂新聞
須坂市仁礼町の湯っ蔵んどは1日から、須坂市動物園の動物をモチーフにした食事メニューの提供を期間限定で始めた。「須坂物語〜すざかを見る・知る・食べる」と銘打った月間イベントの中の目玉企画として、カピバラやラマ、シロフクロウなど7種類の動物を基にしたパンやデザートなど、かわいらしい8品のメニューを用意している。
須坂市の魅力を集めて発信することで、市全体を盛り上げようと初めて企画した。県内で初という温泉施設と動物園の連携により、同園飼育員のアイデアを取り入れながらメニューを考案した。
ラマのパン(150円)は同園のラマの名前の「ココア」を生地に練り込み、切れ目に生クリームやマーマレードなどを入れラマの目に見立てた。カピバラカレー(900円)は今年の動物園代表動物選挙で1位になったカピバラの親子に見立てたコロッケ2個をカレーの風呂に入れ「カピバラ温泉」をイメージした。
ほかにも県内で飼育しているのは同園だけというトナカイのパンや、ヒツジとウサギのジェラート、ブタのかき氷などを今月30日までの期間限定で販売している。
湯っ蔵んど広報担当の小山智晶さんは「今回の取り組みを切っ掛けに、館内の展示や相互のイベントへの参加など、今後もさまざまな形で動物園と連携ができれば」と話している。
なお、イベント期間中にはほかに、須坂みそを使った限定メニューや、ご当地キャラクターが登場する催し、近隣地区で行われている「ひざ踊り」の発表などが企画されている。小山さんは「食はもちろん、見たり、知ったりと、いろいろな方面から須坂の魅力をPRする1カ月になっている」と多くの来場を呼びかけている。
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