2015-06-06 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園のワオキツネザル「ライチ」(メス、22歳)が先月28日、赤ちゃん1頭を出産した。今は常に母親のおなかにしがみついた状態で、おっぱいを飲んだり眠ったりしている。なかなか顔を見ることはできないが、小さくてかわいらしい姿が来園者を楽しませている。
同園によると、一般的な発情時期からして、そろそろ出産かと期待していたところ、同日朝に獣舎に入った飼育員がライチのおなかにいる元気な赤ちゃんを確認したという。性別は不明。体長約10?、体重は推定100gほど。
担当飼育員の小林功さんは「2カ月くらいした夏休みごろには母親から離れて遊び歩く姿が見られるのでは。今の状態からだんだん動きが活発になっていく成長の過程も見てほしい」と話している。
ライチは2012年10月に開園50周年を記念して、オスのキンカン、ポンカン(ともに現在5歳)らと京都市動物園からやってきた。13年4月には県内初の繁殖(2頭出産)に成功。昨年7月にも1頭を出産した。現在獣舎には赤ちゃんを含む6頭(オス3頭、メス1頭、性別不明2頭)が暮らす。
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