フロアホッケーって?〜旭ケ丘小6年

2015-06-06 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 旭ケ丘小学校の5、6年生は、総合的な学習の時間と体育の授業を使って、フロアホッケーに取り組む活動がここ数年定着している。6年生(敬組・愛組=36人)は今月20日に長野市のホワイトリングで行われる第5回関東甲信越フロアホッケー競技大会の出場を控え、練習に一段と熱が入っている。
 フロアホッケーは、棒状のスティックで円盤型のフェルト製パックを奪い合い、相手のゴールにシュートして得点する競技。
 先月29日は本番さながらの試合形式でクラスごとに練習した。最初の頃はみんな、パックのスピードに目も手も追いつかなかったというが、今ではスティックの扱いやパックをとらえるタイミングも上達。ガードをかいくぐる気迫に満ちたシュートも飛び出し、周りの児童から「ナイス!」「いいぞ!」などの声援が飛んだ。
 愛組の森川大地君は「皆で協力して点数が入るとうれしい」。白戸一悠君は「簡単には点数が入らないけど、入ったときは気持ちがいい」。また敬組の長張来羅君は「鬼無里の小学校がめっちゃ強い。でも今度の大会では優勝を目指す」と意気込んでいた。
 敬組担任の滝沢淳教諭は「この競技は全員が出場するルールで、得手不得手があっても活躍できるポジションがある点がいい。お互いにアドバイスしあったり、応援しあったりして、仲間とのつながりを深める場になっている」と話す。20日の大会には同校6学年から3チームが出場する予定という。
 フロアホッケーは知的障がいのある人たちのスポーツとして始まったが、現在は年齢、性別、障がいの有無に関係なく、部門を工夫することで幅広く楽しめる。スペシャルオリンピックス(SO)の競技の一つで、2005年に長野県で開かれた冬季世界大会には49カ国から800人以上が参加した。
 コートではキーパーを含め1チーム6人が競技。1ゲームは3ピリオドで構成し、1ピリオドはラインと呼ばれる3分の攻防が3ライン(9分間)。ラインごとに選手が交代する。

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