2015-05-23 07:00 am by 須坂新聞
須坂市子ども会育成連絡協議会はこのほど開いた総会で、小学生の夏休みの恒例イベントとなっている少年球技大会(ソフトボール&ドッジボール)について、今年度1年をかけて見直しを図っていくことを承認した。
今年度で50回を迎える球技大会だが、年々参加チーム(昨年度の49回大会はソフトボールが37町22チーム、ドッジボール37町23チーム)が減少、平成2年度の25回大会(ソフトボール61町53チーム、ドッジボール60町51チーム)に比べて、チーム数は半分以下になっている。
その要因として、子どもの数の減少、スポーツをする人としない人の二極化、夏休みの過ごし方の多様化などが考えられ、同協議会では50回を節目として新たな方向性を探ろうと、昨年度、各町育成会長へのアンケート調査、指導者への聞き取り、同大会を議題とする複数回の役員会などを行ってきた。
アンケートの結果、約25%は現状での継続を希望したが、多くは関心が低いか、現状での継続を望んでいないことが判明した。その理由として▽参加者集めに苦慮している(子どもがいない。夏休みは塾や習い事がある)▽競技の公式ルールが分からない▽授業で教えていない競技(ソフトボール)を最初から育成会で教えるのは負担が大きい―などが挙げられた。
このため、同協議会では総会で経緯を説明すると共に、来年度の開催に向けて「種目は男女が楽しめるものとし、開催時期や試合形式などを1年かけて役員会で検討していく」ことを確認した。
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