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須坂市〜仁礼地域の魅力を絵地図に

2015-04-25 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 　須坂市はこのほど、仁礼地域（仁礼・亀倉・夏端・米子・塩野町・峰の原高原）の自然や歴史、文化、日常の営みなどを紹介するまち歩きガイド「信州須坂ふるさと探訪絵地図（マップ）〜須坂市仁礼地域編」を作製した。制作は絵地図師・散歩屋の高橋美江さん（東京）に依頼。事業費に県の元気づくり支援金を活用した。
　絵地図の作製には地域住民が参加。昨年度高橋さんを講師にワークショップを開催し、そこで集めた声をもとに、高橋さんが現地取材や地域住民との交流を重ね、地域の魅力を掘り起こした。観光地や施設を紹介するだけの従来の観光マップとは異なり、そこに生活する人々が見えるように工夫されている。
　絵地図は縦57?、横43?。両面カラー刷りで、折り畳むと縦約11?、横約８?のポケットサイズに。神社、寺院、石碑などのほか、ミニ資料室のある４代続く理美容室や郷土料理コンクール受賞のおやき店など、歩きたくなるスポットが満載。写真撮影のポイントなども載せている。
　裏面には仁礼地域５町の祭り、行事、石仏・石碑、温泉や、峰の原高原のイベント、スポーツ、自然、建物などを紹介している。
　１万部を作製。市内の観光施設などに配布したり、市内外のイベントに活用する。市は「地域の魅力を再発見してほしい。訪れた人には仁礼地域の良さを感じてもらい、移住にもつながれば」と期待している。
　同事業は３年計画。平成25年度は豊丘地域編を作った。本年度は豊洲地域編の作製を予定している。