2015-04-18 07:00 am by 須坂新聞
大阪府大阪市の造幣局本局で毎年行われている全国的にも有名な「桜の通り抜け」。9日から15日まで開催された今年の桜の中に、新種の桜として、須坂市豊丘地区発祥の「園里黄桜(ソノサトキザクラ)」が仲間入りした。
園里黄桜は平成13年に豊丘上町の羽生田郁雄さんが同地区で発見した普賢象(フゲンゾウ)の枝変わり品種で、黄緑色に緑の筋が入った花を咲かせる。発見された場所の旧村名(園里村)にちなんで命名され、18年に新品種に認定された。羽生田さんは桜を接ぎ木して増やし、苗木を市内の公共施設などのほか、全国各地へ寄贈している。
桜の通り抜けは桜が見ごろを迎える7日間だけ、造幣局本局が構内の通路を開放し、一般の人にも桜を観桜してもらおうと開催しているイベント。約560mの区間に今年は132品種、350本の桜が咲き誇った。
写真は須坂市提供。須坂を度々訪れる大阪府在住の男性から送られた物という。
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