2015-04-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂市少年柔道教室が、県体育協会の平成26年度県スポーツ振興功績者表彰で有功章を受章した。長年にわたり社会体育の振興に貢献した功績が認められた。
同教室は昭和32年4月、市柔道協会直轄の教室として発足。42年には県内で先駆けとなる200畳の市柔道場が完成、第1回市柔道大会が始まった。
教室発足から半世紀以上がたち、これまで多くの指導者が小中学生の健全育成に携わってきた。
市柔道協会の清田繁夫会長もその一人。「指導者や保護者がものすごい熱心」と話し、須坂の柔道の盛り上がりや、大会での好成績に結び付いていると感じている。
現在、通常練習は毎週木、土曜の2回。火、金曜は強化練習に充てている。宮川敏幸さん、涌井俊幸さんを中心に7人ほどが指導。平成27年度は小中学生32人が所属する。
柔道の技術を身に付けるだけでなく、宮川さんと涌井さんは「子どもたちにはあいさつができるようになってほしい」と強調。「柔道の楽しさを伝えていくことも大事」と考えている。
受章について清田会長は「大先輩たちが会をつくって今に至る。受章を励みにこれからも頑張っていきたい」と話している。
県庁講堂で開かれた表彰式には、清田会長が出席。県体協会長の阿部守一県知事から表彰状と記念品を授与された。このほか、国民体育大会などの優勝者に対する記念品贈呈式も行われた。
26年度の被表彰者はスポーツ振興功績者40人・7団体(有功章23人・7団体、栄光章15人、勲功章2人)、国体などの優勝者は延べ42人だった。
2015-04-11 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy