須高企業で入社式〜地域社会に貢献する人材に

2015-04-04 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 須高地区では1日を中心に入社式が行われた。企業トップは新入社員に「挑戦する精神」「創造力」「持続の力」で地域社会に貢献する人材にと期待した。新入社員は「仕事に誇りを持ち日々成長、会社の発展に尽くす人になりたい」と決意した。本紙ではオリオン機械、アスザックグループを取材した。
 オリオン機械(須坂市幸高町)は1日、グループ会社3社と合同で入社式を行った。県内外から32人が入社した。
 太田哲郎社長は「アベノミクス効果もあり、前期は輸出関連の大手企業を中心に過去最高益となり、当社も過去最高益の見通しとなった。我が社の経営理念は一級の製品作りであり、それがお客様の満足、会社発展につながる。そのために皆さんには一級の社員に成長してほしい。一級の社員はきちんとあいさつができる、約束を守る・時間を守ることから始まる。そして失敗を恐れずに常にチャレンジして実力を付けてほしい。さらに明るく元気な職場にして楽しく仕事し能力を発揮できる会社にしていこう」と呼び掛けた。 
 新入社員代表でオリオン機械の鳥澤一馬さん(25、北海道出身)は「日々挑戦して壁を乗り越えて成長したい。周囲の方々への感謝の気持ちを胸に、誠実にチャレンジ精神を持って自立した社会人となり、会社の発展に全力を尽くしたい」と決意を述べた。
 アスザックグループ(高山村駒場)は昨年より8人多い29人が入社した。セラミックス製品やコンクリート製品製造などのアスザック、フリーズドライ食品製造などのアスザックフーズ共に業績が堅調なことから、技術職の採用を増やすなどしたという。
 久保正直社長は「今の時代は革新的な物やさまざまな価値、サービスが求められる。皆さんのような創造性あふれる仲間を迎えられてうれしい。物事は徹底してやるといろんな問題が出てくるが、さらにやり続けると新しいことが見え、発見が出てくる。そうすると仕事が楽しくなる」と激励した。
 大学で農業などを学んだ新潟県出身の松本季実子さん(23)は「食から人の健康を支えたいと思い入社を希望した。ストレスの多い現代社会で奮闘する人たちが、ほっと一息つけるような健康的な商品の開発に貢献したい。仕事に責任感と誇りを持ち、常に成長しながらも初心を忘れないようにしたい」と決意を述べた。

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