峰の原の“再熱„を提案〜長野大生がペンション村を調査報告

2015-01-31 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 空きペンションの増加などの課題を抱える須坂市峰の原高原で、昨年11月にペンション村の実態調査を行った長野大学(上田市)の学生が26日、調査結果をまとめた報告会を同大学で開いた。学生たちは「街コンのような男女の出会いの場を、峰の原を舞台に開催したらどうか」など、活性化策を提案した。
 報告会には持続可能なペンション村づくりに向けて活動を進める峰の原高原観光協会の古川茂紀協会長や、市職員で信州須坂移住支援チームの地域おこし協力隊員らも参加。熱心に発表を聞いたり、質問するなどした。
 実態調査は同大学環境ツーリズム学部の学生45人が各班に分かれ、12軒のペンションオーナーに聞き取り調査を行った。1泊2日で、宿泊やオーナーの仕事体験もした。
 学生たちは調査した班ごとに、各ペンションの特徴やオーナーの略歴などを紹介。ペンションや峰の原高原で感じた魅力や課題、活性化への改善点や改善案などを発表した。
 ペンションへの宿泊は初めてという学生が多かったが、「思っていたイメージと違い、アットホームな感じがよかった」という感想が多く、個性豊かなオーナーを魅力に挙げる学生も多かった。
 一方、「泊まってみないと良さは分からない。もっと若い人にペンションの存在を知ってもらうことが必要」との意見も多く、「おいしいスイーツが食べられるなど若者が食いつくようなアピールポイントをつくる」「今回やった体験のような形で、体験交流型の観光はどうか」「バーベキューや星空観察などの内容で街コンのようなものを峰の原を舞台に開催したらどうか」など、具体的な提案もあった。
 古川協会長は「若者ならではの鋭い視点で、期待していた以上に中身の濃い報告会だった。ペンションの一番の売りである、オーナー(人)の魅力を感じてもらえ、ペンション経営をやってみたいと思ってくれた学生も多くいた。協会としても、いい内容の提案は取り入れていきたい」と話していた。
 今回の取り組みは県の「集落“再熱”実施モデル地区支援事業」の一環。峰の原高原は本年度モデル地区に選ばれ、持続可能なペンション村づくりを本格的に進めている。県から支援を受けられるのは2年間で、3年目(平成28年度)以降の本格実施に向け、本年度は地域活性のためのビジョンを策定、来年度はビジョンに盛り込んだ取り組みを具体化していく。

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