受け入れの可否回答を依頼〜広域連合と市が処分場候補地仁礼に

2014-12-13 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 長野広域連合と市は6日、協議中の仁礼町区(卯之原富一区長)に対し、一般廃棄物最終処分場候補地(旧土取り場)への建設受け入れについて可否判断を依頼する文書を提出した。区の検討に際し、必要な資料や情報を提供し、説明などしたいと記した。三木市長は「平成27年3月末を目途に文書で回答をお願いしたい」と述べた。
 長野広域連合(3市4町2村で構成)のごみ処理は、小布施町を除く8市町村が全体で行う。長野市と千曲市に焼却施設を、須高ブロック(須坂市、高山村)に最終処分場を建設する計画。
 仁礼町区へは、平成21年8月に最終処分場候補地再選定協議を申し入れた。以降、説明会や先進地視察などで施設建設に関する認識を深めた。昨年12月には地質調査(23年春と25年8月〜11月)と生活環境影響調査(24年9月〜25年8月)の結果を報告。今年2月の長野広域連合理事会で溶融飛灰を埋め立てないこと(資源化)に決定。広域連合は「最終処分場基本計画」(A4判、100ページ余)を25年度に策定した。
 区は9日、区民60人でつくる「一般廃棄物最終処分場を考える検討会」(田中義一会長、副会長6人、事務局4人)に諮問した。今後答申を受けて判断していくとしている。

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