2014-12-06 07:00 am by 須坂新聞
須坂市水道局と市水道工事協同組合(13社加盟、大井教雄理事長)は、震度6弱を記録した長野県神城断層地震(11月22日午後10時8分発生)により被災した白馬村水道施設の復旧に人員を派遣した。被災地には、28日まで公益社団法人日本水道協会中部地方支部の要請を受けた中部地方の大都市が入った。須坂市は29日から4日まで修繕工事などで支援した。
市水道局と市水道組合の支援派遣は、地方自治体でつくる同協会の県支部と県水道協議会の要請による。長野市、松本市と同一行動を取った。
29日は市水道局から職員3人を白馬村浄化センターへ派遣し、村内水道施設の修繕箇所を把握した。30日も4人を派遣。このうち1人は泊まり、次の日午前まで務め、同様に1人が交代した。
市水道組合は30日から日帰りで5人を派遣し、市水道局職員とともに上水道の本管漏水箇所を修繕した。
市水道局の鈴木健治上水道整備係長は30日の様子について「漏水箇所を掘り確認した。地中1.3mに平成2年に敷設したダクタイル鋳鉄管(口径50?)が見え、接続部分の片方が沈み込み、30?ずれていた。管自体も曲がり、通常では信じられない現象に見えた」と取材に応えた。
今回の応援復旧活動は、県水道協議会の水道施設災害等相互応援要領に基づき、被災自治体から須坂市へ費用が支払われる。応援は県内では広域連合や市が現地支援している。
また、市水道局は26日、県の要請を受け、被災した小川村へ給水車(2t)1台を派遣した。職員2人が浄水場から減圧槽へ水を運搬した。
一方、市まちづくり課は1〜4日に白馬村で行われた「被災地住宅危険度判定」を支援。判定士資格を持つ技師4人が交代で家屋等の調査に当たった。
2014-12-06 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
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