村山早生ごぼう収穫に喜び〜日野小3年生が初挑戦

2014-12-06 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 日野小学校3年生(伊藤ふき代教諭、矢沢浩子教諭、65人)は本年度、学校近くの畑で村山早生ごぼうの栽培に取り組み、伝統野菜への関心を高めた。5月下旬に種をまき、間引きなどの管理をして先月12日に約50?を収穫。学校行事の「いずみまつり」ですいとんとして振る舞われたほか、市学校給食センターに10?を納入し、今月3日の小学校献立で「とん汁」の具材に使われた。
 村山早生ごぼうを生産する黒岩粂蔵さん、黒岩正勝さん(いずれも村山町)が栽培活動に協力した。丈は約50?まで伸び、葉も大きく青々と茂って順調に生育した。
 いよいよ収穫の日。畑は粘土質のため、スコップを持つ児童たちの手には一段と力が入った。「掘るとパキパキと音がして、ごぼうが折れそうでこわかった」「いろんな形のごぼうがあった」「掘ったらごぼうのいい香りがした」と話す児童たちの表情は満足感に満ちていた。
 その後の収穫祭で、これまでの活動を振り返ると共に、同じ畑で栽培した大根やサツマイモなども入れてすいとんを作り、お世話になった黒岩さんら地域の人たちに振る舞った。竹組担任の矢沢先生は「黒岩さんたちにお世話になって立派なごぼうができ、子どもたちもすごく喜んでいた。地域の伝統野菜を大切にする気持ちをこれからも持ち続けてほしいと思う」と話していた。

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