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香り放って花々満開に〜旭ケ丘小

2014-09-27 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 　旭ケ丘小学校の中庭に今年整備した花壇は今、見頃を迎えている。観察池しかなかった敷地（約750?）の半分ほどを整地し、メーン花壇と学年花壇を設けて花の香漂う憩いの広場にした。青、赤、白のサルビア、アゲラタム、マリーゴールドなど千数百本が可憐に咲き誇り、彩りも鮮やかだ。
　春から５年生が総合的な学習の時間を利用して一帯を整地。土をふるい、新たに２tトラック５台分の黒土を、せっせと運び入れた。また、石の取り除き作業は６年生や保護者らも協力した。メーン花壇は５年生と環境委員会が合同で制作。花の配置デザインは全校から募集し、178件のアイデアが寄せられた。
　５月に芝生を植え、花の種をまいて、７月上旬に定植。残りの苗は各家庭や地域の各所で育てられている。
　花の色が一段と濃くなった24日、５年敬組は花壇を描いた水彩画を仕上げていた。児童たちは「今まで何もなかった所が、こんなにきれいになってうれしい」と笑顔。担任の滝沢淳教諭は「大変な作業ばかりだったが、皆でどろだらけになってやってくれた。体を使う体験学習が今後の成長につながればと思う。精一杯、自分たちの花を咲かせてくれた」と話す。
　初めて参加した須坂市花のまちづくりコンクールでは佳作、フラワー・ブラボー・コンクールでは奨励賞に選ばれている。