2014-02-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市のひな人形が2月初旬から、東日本大震災の被災地支援で職員を派遣している宮城県塩釜市の市役所ロビーに飾られ、地元住民や観光客の目を楽しませている。
須坂のひな人形が塩釜で展示されるのは初めてのことで、塩釜市民が広報紙に須坂市からの派遣職員が紹介されているのを見て「おひなさまで全国的に知られる須坂市から人形を借りて展示してみては」と提案、両市の連携で実現した。
人形は、須坂市が所有し、現在須坂アートパークで開催しているイベント「30段飾り1000体のひな祭り」の中から3段飾り(ガラスケース入り)の2セットを選んだ。
須坂市は被災直後から塩釜市に職員を派遣し、平成24年10月には災害時相互応援協定を結んだ。2月1日からは土木技師として9人目となる植木浩司さん(上下水道課技査)が2カ月の予定で派遣され、人形は植木さん自身が赴任に合わせて運び込んだ。
塩釜市ではこの時期のイベントとして「塩釜deひなめぐり」が行われており、須坂のひな人形は、観光ポスターと共に市役所や観光施設に展示され、信州須坂のPRと共に、明るい話題づくりに一役買っている。
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