広田ケミカルが日滝原進出〜産業団地はあと1区画

2014-01-25 12:04 pm by 須坂新聞

工業・商業 icon フッ素樹脂成形加工の広田ケミカル(須坂市小島町、広田貴司社長)は、県営日滝原産業団地6-1-2区画(須坂市日滝虫送3500の51、約4,700㎡)を取得するため、20日、県庁で阿部守一知事と分譲仮契約に調印した。分譲価格は約8,400万円。広田社長は「一大転機でかなり悩んだが、現工場が手狭なため、日滝原にご縁があり購入を決めた。若手に継承するためにも、また新事業を見据え、社員一丸底上げをしながら須坂市、長野県に貢献したい」と抱負を語った。
 同社は大正初期に広田製糸所として上中町に創業。昭和45年に広田ケミカルに社名を変え、フッ素樹脂の成形加工を開始。平成4年松川小島林間工業団地に本社工場を移転。昨年5月、町田市に東京営業所を開設した。売上高は6億円(平成25年6月期)。従業員は24人(同)。
 フッ素樹脂(通称テフロン)は溶剤に溶けない樹脂。同社はフッ素樹脂の粉体を圧縮成形や焼成してパイプ、丸棒などの素材や製品で販売。また、溶ける樹脂の押し出し成形(相手先ブランドによる生産)や高機能樹脂のマシニング加工を柱に業務を展開する。
 広田社長によると、新工場は一期、二期工事を予定し、一期は今年6月着工、11月完成の計画。建物の建築費は合わせて1億2,000万円ほどと見込む。
 機械設備は、現在60台。大型のマシニングセンターと、NC旋盤とマシニングセンターの間の複合機の増設で約4,000万円の投資を計画する。
 現工場と並行し「増設機械に新しい人材確保も含め、一人一人ボトムアップして次世代へ引き継ぐ状況をつくりたい」(社長)。
 調印式で阿部知事は「新産業創出と雇用確保に地元の期待も大きいので大きな成果を期待したい」。立ち会った三木須坂市長は「市も新しい産業の育成に努めたい」と述べた。
 同団地は分譲総面積26.77ha。平成9年度分譲開始から17区画23ha(市へ譲与した市道分含む)が分譲・貸し付け済み。現在分譲中の第8区画(須坂市分3.77ha)は商談中。

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