年末特別警戒始まる〜須高の犯罪は16%増

2013-12-07 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 「年の暮れみんなでつくろう安心の街」をスローガンに、須高地区の年末特別警戒が1日から始まった。須高防犯協会連合会(会長=三木正夫須坂市長)と須坂警察署(平林誠署長)は1日朝、関係者約50人が須坂・村山・北須坂・小布施・都住の5駅で啓発活動を行った。
 このうち、須坂駅前では通勤通学で行き交う人たちに、広報チラシの「セーフティー須高」やカードルーペなどを配り、注意を促した。チラシでは「敷地内の見回りやあいさつなど防犯意識をもった行動や姿勢が犯罪の未然防止につながります。家庭や事業所で積極的に活動しましょう」と呼び掛けている。
 なお、須坂署管内では11月末日現在、334件(暫定値)の犯罪が発生、前年同日に比べて48件(16.8%)増加している。種類別では▽器物損壊(31件→39件)▽空き巣(7件→12件)▽出店荒らし(2件→7件)▽自販機ねらい(1件→5件)―などが増加。一方、自転車盗は62件で5件減少、車上ねらいは16件で3件減少。特殊詐欺は8月に須坂市で1件(被害額500万円)発生している。
 須高防犯協会連合会と須坂署では31日まで年末特別警戒を実施中で、13日には防犯関係団体を総動員して年末恒例の特別夜間パトロールを行うほか、同連合会女性部(須高エレガント)では年間を通して高齢者らが集まる施設などに出向いて、寸劇やダンスで特殊詐欺被害に遭わないための啓発活動を行っている・老人福祉センターくつろぎ荘。
 同連合会や同署では「人や車の往来も多い年末。心と時間にゆとりを持って行動し、事故や事件に遭わないように注意しましょう」と呼び掛けている。

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