2013-11-16 11:24 am by 須坂新聞
須坂市内の小学校長と経験者でつくる「しなの食文化研究会」はこのほど、ほおずき書籍(長野市)から「信州の郷土料理と家庭料理―四季の簡単100レシピ」を発刊した。和食を中心に、県内の郷土料理と、簡単にできる家庭料理を紹介している。
ご飯物、汁物、粉物、鍋物、漬け物、一品料理、飲み物、お菓子などのジャンルに分けて、それぞれ材料と作り方、写真を掲載。ワンポイントアドバイスも添えている。
郷土料理は、ひんのべ汁や、鯉こく、おやき、ニラせんべい、山賊焼きなど。漬け物は野沢菜、すんきなど16種類を紹介している。
一品料理はウドのごまあえ、ふきみそ、ワラビの煮物など。定番の肉じゃがやふろふき大根のほか、干し柿や甘酒、みそなども。
同研究会は、県技術家庭科教育研究会で活動した元小山小校長の平林博さん(高山村なかひら)と元日滝小校長の橋詰久子さん(坂城町)、豊洲小校長の宮川まゆみさん(須坂市上八町)の3人でつくり、これまでに授業や研修会などで作ったものを本にまとめた。料理研究家の前田さやかさん(長野市)が監修した。
子どもや初心者にも作りやすい料理を取り上げ、分かりやすい内容になっている。「料理を始めてみたい人やレパートリーを増やしたい人はもちろん、作り慣れている方にもいつもとは違った作り方を知る機会になる」と話している。A5判、107P。735円。県内の書店で販売中。
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