2013-11-16 11:21 am by 須坂新聞
今年で5回目の「すざかフルーツスイーツフェスタ」は9日、市シルキーホールで開かれた。「すざかのお菓子大集合」と銘打って市内の菓子店が22種類の地元フルーツを使ったオリジナルスイーツを出展・販売、約600人の来場者でにぎわった。
同フェスタは須坂商工会議所、信州須坂フルーツスイーツ研究会などでつくる実行委員会が主催。これまではコンテストなどを行ってきたが、今回は500円チケットで好きなスイーツ3種類が食べられるとあって、大勢の人が来場、用意していた300枚が開始早々に売り切れた。
今回は生リンゴのデニッシュやナガノパープルを使ったケーキなどが並んだ。北堀雄介・佐代子さん夫妻(長野市)は「どれもおいしかった。チケットを3枚買ったが、もっと味比べをしてみたかった。来年もやってほしい」と喜んでいた。
今回初参加したスイートアージェ本上町店(三沢徳明店長)はアップルデザートプリンを創作。「秋映にこだわり試作を重ね完成させた。皆さんに喜んでいただき、手応えを感じた」と話していた。
また、講評で人気パティシエ鎧塚俊彦さん(東京都)が「鎧塚古墳をモチーフとしたスイーツを作ったらどうか。私も考えたい。東京と須坂の両方から発信することで大きな力となる」と提案。
自身の一つの夢として「私たちはチョコレートの本当の味を知らない。原産地エクアドルで食べている物を我が店で再現したい」とし、「須坂の菓子店はそれぞれ個性的で、目指すものも違うと思う。だが須坂のフルーツスイーツ発信という共通目標で協力する中で、より発展すると思う」と期待した。
今回は菓子店以外にもオリオン機械、アスザックフーズなどが自社製品を出展、須坂東高が抹茶のサービスを行った。また、須坂商工会議所青年部のゆるキャラ「アップルタイガー」も登場、会場を盛り上げていた。
事務局の市産業連携開発課は「思った以上に大きな反響だった。新規の参加もあり、今後に期待できる。フルーツ王国須坂がフルーツスイーツ王国須坂にもなるよう、フルーツスイーツ研究会を中心に出展店舗の皆さんと共働で取り組んでいきたい」と話している。
2013-11-16 11:21 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy