2013-10-12 07:00 am by 須坂新聞
信州ねんりんピック「長野県高齢者作品展」(県長寿社会開発センターなど主催)の審査、展示会がこのほど、諏訪市内で行われ、増田美智子さん(72、須坂市北原町)の和紙絵「初夏の花たち」が、手工芸の部で県共同募金会会長賞に選ばれた。
作品のモチーフは、花びんに生けられたギガンジューム、ヒエンソウ、シャクヤク、バイカウツギ。ちぎった和紙で花びらや葉の神秘的な形を丁寧に表現し、可憐で清涼感あふれる作品に仕上げた。
鴨居和紙絵研究会「つぼみの会」の薄井教室で、薄井キヌエさん(小山町)に指導を受け10年。月2回の教室で作品制作に取り組み、完成まで1年かかったという。
受賞を知り「まさか…と驚きながら薄井先生に報告しました。もっとうまい人が大勢いるのに私がもらっていいのかな、と恐縮しています。でも展示会場で“おめでとう”と声を掛けられ、改めて受賞を実感しました」。
今春、県シニア大学を卒業。在学中は絵手紙クラブで活動し、現在も定期的にグループ活動を続ける。また県長寿社会開発センターの賛助会員となり、パソコンクラブで新たに活動を始めた。「いろいろなグループの仲間やご近所の方々、そして何よりも家族に守られ、高齢の日々を元気に過ごさせてもらっています。すべてに感謝しながら、一歩また一歩、前進したいですね」と、今後の生涯学習、社会参加への意欲を新たにしている。
2013-10-12 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
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