夜間は危険〜DMS須坂で体験学習会

2013-10-05 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂警察署、須高交通安全協会、須坂市、ドリームモータースクール須坂は30日、夜間における交通安全を体験する学習会「ドリームナイトスクール」を同スクールで開き、市民約60人が参加した。
 これからの季節は夕暮れ時から夜間にかけて人や物が見えにくくなり、買い物客や通勤の帰りで交通量も多くなるため、夜間の危険性を学び、安全行動につなげてもうおうと企画、酒井商会(須坂市高梨町)が協力した。
 学習会では照射実験を寸劇仕立てで行った。75m先に青、赤、黄、緑、ピンクの服を着た酒レンジャー(酒井商会のキャラクター)らが立ち、参加者は車のライトと共に50m、30m、10mと近づいていく。夜光タスキと黄色の服は遠くからも見えるが、黒い服は10㍍まで接近しないと分からなかった。
 同スクールの講師は「夜光タスキなどの反射材を付けることや白系の服装を付けることが有効。自分がどう見えるかを知って」と話し、須坂署の吉川秀樹交通課長は「先日インター線で歩行者が亡くなる事故があった。こうした悲惨な事故をなくすために、夜間の危険性を分かりやすく学んでもらった。自分がどう見られているか、また、どう危険を察知するか、きょうのことを忘れずに安全な行動をとってください」と呼び掛けた。
 中1の長男、小4の長女と参加した小森清隆、美江さん夫妻(須坂市福島町)は「夜にウオーキングをしているので、車からどう見られるかを知りたかった。また車を運転していて、人がよく見えないことがある。子どもたちも自転車に乗っているので、安全意識を高めてほしかった。反射材の必要性を再認識した」と話していた。
 須高では2日(275日目)現在、192件の人身事故が発生、前年同日に比べて6件増え、類型別で夜間の事故は34件で3件増、高齢者の事故は79件で7件増となっている。
 また、県警では夕暮れ時や夜間の交通事故防止へ「夕ぐれは4時から点灯自ら発光」をキャッチフレーズに啓発活動を行っている。

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