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認定された「須坂人」２人目は？

2013-09-07 09:26 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市生涯学習推進センターはこのほど、昨年度から始めたすざか市民総合大学の参加講座が50を達成し、「須坂人＝すざかびと」と認定した丸山武雄さん（74、米持町）に認定証を贈った。６月に認定した田中定勝さん（坂田町）に次いで２人目となる。
　須坂をまるごと学びの場とするこの事業は「広報すざか」や「公民館だより」などに掲載された講座・講演会・イベントなどを「すざか市民総合大学」と位置づけ、参加するごとに記録手帳の「須坂人手形」にシールを貼付するもので、同大学に登録した人は、必修10講座をクリアした上で、さまざまな講座を受講し、回数を加算していく。
　丸山さんは「須坂市がどんなことに取り組んでいるのかわからないことが多い。少しでも知ることで理解が深まり、市民として協力できることをしていきたい」と申し込んだ。
　丸山さんは元教員。退職後、市人権同和教育推進指導員、市保育所運営審議会委員などを務めた。現在は東洋陶磁学会会員。教育から歴史まで幅広い分野に関心を持ち、「新しいことを知る楽しみがある」と参加講座をどんどん増やしていった。50講座の中では、教育や医療がすべて無料のスリランカ、教育施設が不足して小学校から大学まで交代で半日授業というブラジルなどを学んだ異文化理解講座が特に印象に残っているという。
　今後に向けては「今後もできる限り受講していきたい。できればもっと多くの人に参加してもらいたい。多くの人が須坂に関心を持ち、協力していくことで、須坂が少しでもよくなってほしい」と話している。
　同大学には現在93人が登録。手帳は１冊300円。市内美術館・博物館の入館料が割引になる特典もある。同センターでは「今後も須坂人がどんどん出てきてほしい。登録は随時受け付けているので多くの皆さんに参加してほしい」と呼び掛けている。申し込み・問い合わせは同センター☎026-214-6086。