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須坂市社協が市内初の小規模特養着工

2013-09-07 09:22 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市社会福祉協議会（植木新一会長）は来年４月開所予定で、村石町（旧寿楽園跡地）に地域密着型介護老人福祉施設「ぬくもり園」を建設する。定員29人の小規模特別養護老人ホーム（市内初、全個室）と別にショートステイ（定員９人）を併設する。９人と10人のユニット（グループ、合計４ユニット）ごとのケアが特徴。４日、業者主催の安全祈願祭を開いた。設計・監理は第一設計。施工はマツナガ建設。
　敷地約6,700㎡。鉄骨造一部２階建て。延べ床面積約2,000㎡。ユニット（９人か10人）内は個室（トイレ付き）や共同生活室（キッチン、風呂、トイレ）を備える。共有スペースの医務室や機械浴室、厨房（ちゅうぼう）、事務室のほか、地域交流スペースとして交流ラウンジがある。
　職員体制は介護職や管理者、相談員、栄養士など常勤23人とパートを予定。
　隣には市社協が所有・運営するデイサービスセンター「ぬくもり園」（定員40人、一般型通所介護事業）と同「ことぶき」（定員12人、認知症対応型通所介護事業）があり、両施設は渡り廊下で連結されている。
　新築する小規模特養施設等も渡り廊下で連結する計画。３施設の敷地合計は約8,000㎡。
　工期は来年３月20日。事業費は用地購入費を含め約6億8,700万円。
　安全祈願祭は社協、市、市議会、地元の関係者や業者ら約40人が出席。勝山昭奥田神社宮司が執り行った。
　植木会長は「高齢化の進展で早期建設が求められていた。工期まで短いが、安全や周辺へ留意され、無事完成を」とあいさつした。