ホンダカーズ長野中央が日滝原産業団地に新工場

2013-09-07 09:17 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 県営日滝原産業団地の第10区画(須坂市本郷町3550番地1、約1.86ha)に自動車販売・整備の「ホンダカーズ長野中央」(東沢一也社長)が新車整備工場を建設する。3日、県庁で阿部守一知事と賃貸借契約を結んだ。調印後、東沢社長は「地盤が固く、インフラ整備がされる広い敷地に、整備し各店へ届ける車が何百台も置けるのでありがたい。会社が掲げる地域貢献の役割を自覚し、愛され、支援される工場を目指したい」と述べた。
 同社(長野市上高田、資本金8,550万円、従業員約250人)は昭和28年8月創業。60周年を迎えた。須坂店(高梨)など東北信に14店舗を構え、売上高(25年3月期)は106億4,100万円余。
 東御市の整備工場が対応台数の拡大に伴い「限界にきていて適地を探していた」(東沢社長)。同産業団地に立地する企業からも情報収集した結果、進出を決めたという。
 契約期間は今年10月1日から10年間。事業用定期借地権設定に基づく賃貸借契約は、同産業団地の平成9年度分譲開始からは初。
 同社によると、整備工場は第一段階で鉄筋コンクリート造平屋2棟(500㎡と600㎡)を建設する。10月1日着工、年内完成、来年1月上旬操業を予定。従業員は15人ほど。名称は「ホンダグロス長野須坂センター(仮称)」。目標は「月平均300台から。分解整備まで行える認証整備工場を取得する予定」。
 阿部知事は調印式で「立地を拠点にますますのご発展や、環境にやさしい車の提供を通じて持続可能な社会を期待したい」。立ち会った須坂市の三木市長は「市民を代表して立地に感謝を申し上げたい」と述べた。
 同産業団地は分譲総面積26,77ha。現在分譲中は4.24ha(2区画、0.47haはオーダーメード分譲可能)。

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