2013-08-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂市歴史的建造物審査会(委員長・土本俊和信大教授、委員8人)は先月26日、市が創設し、2年目の「歴史的建造物登録制度」に基づく登録候補物件を、現地調査を踏まえて審査し、登録することを了承した。審査会の判断を受けて市は本年度5件の合計11建造物を登録する予定=表。
歴史的建造物とは、市内に残る建造物のうち、建設後50年を経過し、①須坂の歴史的景観に寄与する②造形の規範③再現が容易でない―のいずれかに該当するもの。
登録制度は、須坂の歴史・文化を伝え、歴史的景観を形成する建造物を保存活用し、市民の財産として後世に継承するため創設した。所有者の同意と審査会の意見を聴いて「市歴史的建造物台帳」に登録する。
所有者には登録書を交付し、通常の管理行為を除き、増改築や移転、除却、外観の変更となる修繕・色彩変更などには届け出が必要となる。
審査会は専門知識を有する者と市関係部署で構成。昨年度は10件の37建造物を登録。通算では15件の48建造物となる。
また、同日、「歴史的建造物を生かしたまちづくり事業補助金」に申請のあった1件を審査し了承した。補助制度は昨年度創設。昨年度は1件が活用した。
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