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田中定勝さん（坂田町）が認定された「須坂人」って？

2013-07-06 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市生涯学習推進センター（市中央公民館内）は６月28日、昨年度から始めた「すざか市民総合大学」の参加講座が50を達成、同大学初の「須坂人＝すざかびと」と認定した田中定勝さん（75、坂田町）に認定証を贈った。今年度の同大学の開講に合わせ、同公民館で認定証授与式を行った。
　須坂をまるごと学びの場とするこの事業は「広報すざか」や「公民館だより」などに掲載された講座・講演会・イベントなどを「すざか市民総合大学」と位置づけ、参加するごとに記録手帳の「須坂人手形」にシールを貼付するもので、同大学に登録した人は、必ず受講しなければならない「必修10講座」をクリアした上で、さまざまな講座を受講し、回数を加算していく。
　田中さんは「楽しみながら故郷須坂のことを学びたい」と申し込み、出席していくうちに「予想もしなかった話を聴き、面白さにひかれていった。最初は２〜３年かかると思ったが、新たに知ることや感動することが数多くあり、楽しくなっていった」という。
　田中さんは、同センターが主催し、こちらも須坂人を養成する講座「生涯学習すざか学舎」にも現役の第８期生として登録、「まだ知らないことがたくさんある。これからも学び続けていきたい」と意気込んでいる。
　同センターの渡辺勉所長は「初年度に50講座を達成する人が出てうれしい。ほとんど毎週のように参加したことになり、その向学心と頑張りには頭が下がる。後に続く人も50近くの人がいるので、須坂を知り、須坂を誇りにする須坂人がどんどん出てきてほしい」と話している。
　今年度の同大学には現在93 人が登録。同センターでは随時参加を受け付けている。手帳は１冊300円。市内美術館・博物館で手帳を提示すると、入館料が割引になる特典もある。申し込み・問い合わせは同センター☎026-214-6086まで。