もうお友達できたよ〜豊丘小・仁礼小が東中進学前に仲間づくり

2013-06-22 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂市東地区の豊丘小、仁礼小、東中の職員、PTAが連携を図る「東3校連絡会」は、2年目となる「スマイルプラン」から発展させて今年は、両小学校の同学年同士が年間を通してふれあう機会を設けていく。14日は豊丘小2年生(7人)が仁礼小2年生(41人)を招いてゲーム交流などをした。

 体育館では、両校の児童が入り交じってドッヂビーに熱中。その後のおにごっこも全員で元気に走り回った。豊丘小2年担任の山崎絵美先生は「今日が初対面なので、まずは仲間づくりができれば」。中沢蒼生さん(豊丘小2年)は「もうお友達が2人できた。この次の交流も楽しみ」とうれしそう。また、仁礼小の町田真弓先生は「揃って同じ中学へ行く子どもたちにとって、この交流がプラスになれば」と期待した。 
 豊丘小の倉沢克彦校長は「まだ試行錯誤の段階で、交流の成果はすぐには見えてこないかもしれないが、続けることで子どもたちの中1ギャップや保護者の不安などが軽減されればと思う。今後は少しずつ、保護者の力を借りた活動も考えていきたい」と話している。今後は通常の授業や合同給食などを考えているという。
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 豊丘、仁礼両小学校の卒業生が複数の中学に分かれることなく東中学に進学する東地区。東3校連絡会は、こうした地域性や古くからのつながりを生かし、家庭教育について統一した認識で子どもたちと接してもらおうと、保護者向けに「スマイルプラン」を作り、昨年配布した。プランの中には、家庭内での気持ちの良いあいさつや正しい生活リズムなどの基本的な生活習慣をはじめ、親の社会人・職業人としての姿を見せる、我が子の夢に共感し、努力している姿を認め励ます―など、さまざまな項目を盛り込み、小学校生活から中学校生活へのスムーズな移行と、中学卒業後のたくましい自立を願う。
 さらに連絡会は、東3校職員対象の人権同和教育研修会や、PTAも参加する健全育成懇談会などを行う。

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