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新入社員、コミュニケーション力を学ぶ

2013-04-06 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 　須坂商工会議所と須坂工業振興会は３〜４日の２日間、商工会館で新入社員研修会を開いた。市内21企業などから83人が参加した。講師のキャリアトラストコンサルティングの宮本光さん（千曲市）からビジネスマナーや仕事の進め方などを学んだ。
　宮本さんは「人間関係をよくする基本はコミュニケーション。その第一は相手の話を聞き、相手の立場になって考える。その上で自分の意見を伝える。また仕事は一人ではできない。周りの人の協力のおかげなので、感謝の気持を伝えることが大切」と話した。
　引き続きコミュニケーション力を養うグループワークを５〜６人のグループに分かれて行った。新入社員たちは問題解決を目指して話し合った。
　宮本さんは「問題解決はチームワークがカギ。積極的に情報収集する人、慎重に相手の話を聞く人、無関心な人もいる。結果として参加意識の強い人が多いグループは解決が早い。自分の意見だけを言うのではなく、協同で結論を出して。職場ではコミュニケーションとチームワークが大切」と説明した。
　受講した月原康智さん（23、須坂市北原町）は「社会人の立場で学ぶと気が引き締まる。大人の常識を身につけたカッコいい人間になりたい」。藤原翔子さん（18、須坂市小島町）は「コミュニケーションの取り方がとても勉強になった。信頼される社会人になりたい」。伊藤充輝さん（22、宮城県）は「グループ会社で研修後は現地で働く。社会人の基本が学べて良かった。会社に貢献できる人材になりたい」と決意していた。