大阪市鶴見区を表敬訪問〜須坂商議所と観光協会

2013-03-16 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 大阪市鶴見区と須坂市との間で民間による交流が始まろうとしているが、須坂商工会議所の牧勇男会頭と岡村将次、神林章両副会頭、市観光協会の青木正敏事務局長(市コンベンション推進役)は先ごろ、同区を表敬訪問した。先月、同区関係者4人が須坂市内のイベントや観光・文化施設などを視察した。その際、三木市長が都倉尚吾鶴見区長宛てに親書を託した。8日、神林副会頭と青木事務局長が三木市長に鶴見区訪問を報告した。
 親書は「産業・文化をはじめさまざまな分野で交流が深まり、末永く続くことを心から願う」とするもの。
 神林副会頭は「区長も須坂市との交流を深めていきたいとおっしゃったが、具体的にはこれから。まずは9月に鶴見緑地(花博記念公園)で開く区民まつりに須坂の物産出店をとのこと。世界の珍しい植物を集める『咲くやこの花館』という広い施設(温室)でイベントができるので、提案もしてほしいとのこと。人と人とのつながりを重く考え、ふるさとづくりに熱心な印象だった」と述べた。
 青木事務局長は「区民が花に関心を寄せ、須坂もオープンガーデンなどしているので区民まつりなどをきっかけに民間交流が期待できる。また、区内の鶴見商業高生と須坂商業高生の交流や須坂での高校生農業体験なども考えられる」とした。
 両区市の交流の形について、神林副会頭は取材に「音楽などそれぞれの得意分野を生かし、いろんな分野で交流が深まればいい」と期待した。
 同区との関係はほかに昨秋、中沢正直副市長が関西マスコミ懇談会で須坂市のPRをした結果、大阪市城東鶴見浴場協同組合加盟の4温泉(浴場)から市水道局の水「蔵水(クラっすい)」の注文があった。現在24本入り6ケースを出荷。市内と小布施町内以外では初の注文という。
 さらに、1温泉(浴場)では須坂市のメーカー(前田鉄工所)の業務用ガス温水ヒーターを導入しているという。湯に炭酸ガスが溶け込む構造のため炭酸風呂が特徴という。
 同区は人口約11万1,600人。地域は12あり、先月須坂市を訪れた緑、榎本2地域はNPO法人を取得し、区や大阪市全体の地域活動をけん引している。大阪市とは中央区の区民まつりでの須坂物産販売(2回)に続いて交流が始まりそうだ。

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