東京でふるさと須坂の集い〜在京者 春の花火大会を提案

2013-02-10 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は2日、市在住者、市出身者、須坂に縁のある人たちが一堂に会する懇談会「ふるさと信州須坂のつどい」を東京・千代田区の都市センターホテルで開いた。須坂の現状を知ってもらい、情報の発信や交換をして、ふるさと須坂への愛着や参加者間の友好を一層深めてもらおうと、今回で3回目の開催。在京者は関東各地から約50人、須坂市からは約35人が参加して交流を深めた。
 冒頭、三木市長が最近の須坂の状況を紹介しながら「ふるさと須坂を末永く応援して」とあいさつ。続いて、東横町出身の越光男さん(東京大学工学系研究科特任教授/東京都板橋区)が発言を求め「私は研究の関連で火薬学会の役員を務めており、花火ともかかわりがある。須坂には立派な花火師もいる。須坂の活性化のために、夏のほかに、春にも花火大会ができないだろうか。桜の季節に臥竜山の山頂から上げられれば最高。須坂を応援する一人として、さまざまな方面に働きかけてみたい」と呼び掛け、会場から大きな拍手を受けた。
 乾杯には須坂産の日本酒、ワイン、シードル、ジュースが用意され、料理には須坂産のおやき、やしょうま、野沢菜なども振る舞われた。PRタイムでは雛祭りや桜祭りなど須坂のイベントを紹介、在京の人たちもあいさつに立った。このうちの一人、井上町出身の山岸美江子さん(東京都渋谷区)は「春菜みえこという芸名で演歌歌手をしています。6月28日にメセナ小ホールでコンサートを開きますので、大勢の皆さん、ご来場ください」と呼び掛けていた。
 在京の参加者で、立町出身の内川利子さん(元ヨガインストラクター/東京都荒川区)は「須坂から持ってきていただいた料理がとても美味しかった。昔親元で食べた味を懐かしく思い出した。いろいろな方と交流できてよかった。紹介ビデオもよかった。須坂の皆さん、がんばって」、屋部町出身の山口義信さん(広告デザイン業/東京都練馬区)は「初めて参加したが、すぐに打ち解けることができた。須坂の皆さんの話を聴いて、昔のことが思い出され、ふるさとっていいなと実感した。若くて元気のある人たちがどんどん出てきて、須坂を盛り上げていってほしい」と話していた。
 つどいの最後は、村石町出身で信州須坂ふるさと応援団副団長の籏芳郎さん(?ワイエッチビル代表取締役/東京都豊島区)の音頭で「信濃の国」を大合唱、会場は須坂人同士の一体感に包まれた。 主催した市政策推進課は「在京の皆さんからふるさと須坂を思うさまざまなご提言をいただき、感謝したい。今後もこのような機会を設けて須坂出身者の輪を広げ、須坂の魅力を共々に発信していきたい」と話している。

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