節分だよ恵方巻き〜豊丘小児童ガブリ

2013-02-03 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 豊丘小学校(90人)の児童は30日、のり以外は全て須坂産の素材を使って恵方巻きを作り、今年の恵方(縁起がよいとされる方角)の南南東に向かって、願いを込めながら丸かじりした。須坂恵方巻き教室実行委員会(牧克也代表=36、松栄寿司須坂店)が、節分の行事を通して地元食材に関心を持ってもらおうと開いた。
 児童たちは学年ごとに牧代表や、市内の農家女性らでつくる「郷土食ブランド作りグループ」の指導を受け、太巻きずしを1人1本ずつ作った。
 材料は七福神にちなみ、伝統野菜の八町キュウリと村山早生ゴボウ、米(白米と紫米)、卵、ウリ(かんぴょう)、シイタケ、ごまの7種類。いずれも市内の農家から調達し、キュウリやゴボウは塩漬け、ウリやシイタケは甘く煮付けた。
 全校が集合した体育館では、牧代表が「関西から広まった恵方巻きは、全国的に新しい文化として受け入れられている。今日の恵方巻きの材料は須坂でとれたものばかり。無言で願いごとを頭に描き、じっくりと味わって」とあいさつした。
 児童らは自ら作った恵方巻きを手にすると、合図と同時にまるごと一本をほお張った。矢口繭さん(6年)は「中学で勉強と部活を両立させたい」、青木ましろさん(4年)は「家族がずっと仲良くいられるようにとお願いしました」と話していた。

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