2013-01-26 07:00 am by 須坂新聞
須坂園芸高校と長野電鉄が取り組む須坂駅一帯の緑化プラン「香り豊かな花と緑のコミュニティー空間〜須坂駅から笑顔を届けます!」がこのほど、環境省主催の第7回「みどり香るまちづくり」企画コンテストで入賞した。駅前の緑地帯などの環境整備により、潤いや憩いの場を創出する計画で、公共性や独創性、地域貢献などが評価された。副賞として贈られた樹木や草花を使って、本格的に整備を進める。
両者は昨年、連携して須坂駅と小布施駅の環境整備に取り組む協定を結んだ。その計画図として同校造園クラブが中心となって、同プランを作成した。
同プランは、須坂駅前のイオン須坂店前広場を再整備し、以前あった滝を復活させて水路を設けたり、カツラや桜などを植える。ほかに、駅前花壇にシンボルツリーやハーブ類、駅構内用地に地被植物を植えることなどを提案している。
須坂市の玄関口として緑豊かな空間や景観を創出すると共に、住民の憩いの場とすることも目指している。
同コンテストは、香りの樹木や草花を用いたまちづくりプランなどを審査。今回は全国の民間や公共団体、企業などから37作品の応募があった。
造園クラブ副部長の原昂祐君(3年)は「香りのある植物を多く用いて、見るだけでなく、香りからも安らぎや潤いを感じてもらえるように考えた。評価されてうれしい。実現して、より多くの人が駅を訪れるようになればうれしい」と話している。
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