2013-01-26 07:00 am by 須坂新聞
100年続く市内企業(正会員)と賛助会員企業の合計23社が24日、「信州須坂老舗百年會」を須坂商工会館で立ち上げた。
製糸業の日本屈指の産地として発展した「蔵のまち須坂」とともに歴史を重ねる老舗企業の永続繁栄に学び、企業と地域が共に発展するよう活動していく。
会長に発起人代表の本藤浩史(ひろふみ)糀屋本藤醸造舗社長を選んだ。本藤会長は「伝統があり、頑張っている老舗企業がたくさんある。1企業では限界があることから、試練を乗り越えてきた老舗企業全体で一緒に企業も地域も盛り上げたい」と述べた。
設立のきっかけは、須坂商工会議所の5委員会の一つ、「地域・観光振興委員会」(本藤浩史委員長)が本年度事業として100年続く会員企業を掘り起こしたことに始まる。昨年6月に百年企業43社に案内して連絡会議を開き、情報交換や伝統の継承とさらなる発展、市内外への発信、地域活性化貢献を目的に老舗百年會の立ち上げを計画した。
平成25年度事業計画では、「信州須坂老舗百年會憲章」の作成と定期勉強会の開催▽「信州須坂老舗百年展」の実施=①企業資源を活用した街かど歴史館②老舗百年展③将来の地域を担う人材育成に貢献するため子供たちの学びの場として企業を開放=そのために企業紹介パンフレットや散策マップ、のぼり、のれんなど作製▽市内外イベントでPR―を承認した。
役員は、副会長に牧孝宣小妻屋本店社長と長張吉男カミヤ長張商店社長を、幹事4人、事務局長、会計、会計監査2人を互選した。
来賓の三木市長は「老舗が多いのは須坂の地域力そのもの」と活動に期待した。
2013-01-26 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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