2013-01-01 07:00 am by 須坂新聞
須高防犯協会連合会女性部はこのほど、須高3市町村の各地域に設置している「こどもを守る安心の家」への訪問活動を始めた。安心の家が23カ所ある仁礼小学校通学区内では地元の区長らも参加、防犯情報のチラシを配布したり、防犯に関する聞き取りなどを行った。
安心の家は、子どもが不審者(車)から声を掛けられたり、付きまとわれるなど危険を感じて駆け込んできた際に保護したり、警察への通報などを行うもので、平成11年9月から活動を始めた。須高では各教育委員会、須高防犯協会連合会、須坂警察署の3者から委嘱を受けて、事業所や個人宅など、須坂市342カ所、小布施町81カ所、高山村51カ所の計474カ所に設置されている。
訪問では「最近子どもや女性が助けを求めに来たことがあるか」「近所で不審者情報を聞いたことがあるか」などの質問や子どもたちの様子を聞いて回った。須坂警察署内の同連合会事務局では「子どもを迅速に保護するために、各地域に存在する安心の家の意義は大きい。女性部の活動により安心の家の皆さんも認識を新たにしてもらうことができる。地域全体で子どもたちを守っていきたい」と話している。
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