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母子寡婦福祉大会で知事賞〜須坂市福祉会むつみ元会長の須藤寿美江さん

2012-11-18 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市福祉会むつみ会長を４期８年務めた須藤寿美江さん（79、相森町）は先ごろ、飯田市で開いた第58回県母子寡婦福祉大会の席上、ひとり親家庭の福祉の向上に尽力したとして平成24年度社会福祉表彰賞（知事賞）に輝いた。
　会は昭和23年９月に須坂町未亡人会として発足。平成20年には60周年を迎えた。現在は母子・父子家庭を対象に約60人の会員でつくる。総会のほか、親と子の集いで県外の旅を楽しみ、親と子のいきいき講座などを通じて親睦を深めている。
　須藤さんは30年ほど前、夫を亡くして２年ほど後に母子寡婦福祉会睦会に入会した。市内12ブロックから１人が選出される理事を６年、その後、９代目会長を８年務めた。現在は理事で顧問。
　会長時代（平成13年〜20年）は北信地区母子福祉研修会（14年）を須坂で開き、第53回県母子寡婦福祉大会（18年、メセナホール）や睦会60周年記念大会を行った。
　また、その間に県理事を２年、県副会長を４年務めた。21年には県母子寡婦福祉連合会長表彰のうち、事業功労賞表彰を受賞した。
　須藤さんは「福祉の制度があって働きながら子育てができた。仕事を持ちながらの会の運営は、役員さんの協力に支えられ、ありがたかった」と話す。