関東信越国税局酒類鑑評会〜遠藤酒造場が連続関信局

2012-11-11 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 第83回関東信越国税局酒類鑑評会はこのほど、長野・新潟・茨城・栃木・群馬・埼玉6県の226場から吟醸酒215点、純米酒205点が出品され、一審、二審を行った。審査の結果、吟醸酒の部で遠藤酒造場(須坂市本上町、遠藤秀三郎社長)の「渓流」が2年連続「優秀賞」を受賞した。
 吟醸酒(大吟醸)は兵庫県産山田錦の39%精米を仕込んだ。アルコール度17.8度。
 勝山杜氏は取材に「仕込んだ今年春の状態もよかったが、半年寝かせた仕上がりもよかった。須坂の風土で酒任せの熟成だが、軟らかくてきれいな酒になった。改善点は、今年の酒造りに生かしたい」と話す。
 蔵人は、ほかに徳竹寿平さん、高野伸(しん)さん、高山知大(ともひろ)さん。
 遠藤社長は「全国、県、関信局と公的機関の鑑評会に2年連続で入るいい酒ができた。須坂の酒蔵が知られてきて、杜氏の名声も上がってきた。社内体質強化のため、杜氏の技術の継承にも力を入れている」と話す。
 渓流大吟醸は1.8リットル詰め5,500円。720ミリリットル詰め3,000円(共に税込み)。
 なお、吟醸酒の入賞(優秀賞)は6県で計66場。長野は18場で新潟の26場に次ぐ。

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