日本トライアスロン選手権出場へ〜須坂市北旭ケ丘町出身の渡辺さん

2012-11-04 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 今月11日に東京お台場海浜公園で開く「第18回日本トライアスロン選手権大会」に、須坂市北旭ケ丘町出身の渡辺靖之さん(34、蘇南高校教諭)が北信越ブロックの代表として出場する。県選手では初となる同大会への挑戦に「県の代表として周りの人たちにいい刺激を与えられるよう、1つでも良い順位で、1秒でも早くフィニッシュできるように頑張りたい」と決意を新たにしている。写真は北信越ブロック予選のバイクとランで力走する渡辺さん。
 渡辺さんは9月に新潟県村上市で開いた、北信越ブロック予選を兼ねた「村上・笹川流れ国際トライアスロン大会」のエリート部門男子で北信越選手の中で2位(全体では49位)に入り、日本選手権の出場権を得た。参加標準記録突破者や各県協会の推薦者など、トップ選手がそろうエリート部門には約80人が出場し、スイム(水泳)1.5km、バイク(自転車)40km、ラン(マラソン)10kmの計51.5kmで競った。
 「直前に大きな大会があって疲れが残っていた」という渡辺さんは初めのスイムで出遅れたが、「目標となる選手の集団に付いていくことができ、いいペースで走ることができた」と2種目目のバイクで持ち直し、ランでもペースを落とさずに持ちこたえた。「疲れもあったが、何とかタイムを落とさずにフィニッシュできた結果が2位で、ほっとしている」と喜んだ。
 トライアスロンを始めてまだ3年目だが、今年4月に千葉県館山市で開いたアジア選手権に日本代表として出場し、エイジグループ(年齢別選手権)男子30-34歳の部で3位に入るなど着実に力をつけてきている。
 日本選手権は北信越予選と同じ51.5kmで競うが、同じコースをスイムは2周、バイクは8周、ランは4周し、周回遅れは失格になってしまうことから「出遅れるとフィニッシュできなくなってしまうので、後のことは考えずに初めから全力で飛ばしていきたい」と意気込んでいる。

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