屋部から屋部へ訪問団って?

2012-10-21 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 沖縄県名護市の屋部(やぶ)地区から住民や行政関係者ら28人の訪問団(団長・比嘉正則名護市屋部区長、事務局・比嘉義行名護市役所屋部支所長)が13日、須坂市屋部町を訪れた。町内散策後、公会堂で盛大に交流会を開いた。今年2月に須坂市屋部町から23人が同地区を訪問し、交流したことがきっかけ。地名が同じ両地区(両市民)の末長い交流が期待される。
 平成21年秋、樋口篤さん(須坂市屋部町)が沖縄出張の際の観光で名護市に「屋部」の表示を見つけた。平成23年2月に橋本明夫屋部町区長(当時)が須坂市区長会事務局の市民課に相談。同課を介して今冬、初の区民訪問団(橋本団長、樋口副団長)が実現した。
 名護市の須坂訪問団は12日に善光寺を参拝し須坂温泉に宿泊。13日は山田牧場・雷滝(高山村)や小布施町で観光し、特産のブドウ・リンゴを味わい、田中本家博物館や臥竜公園を回って屋部町入り。
 交流会は総勢約90人が出席した。橋本明夫交流会長や中沢正直副市長、永井一雄県議があいさつ。片桐哲男墨坂神社氏子総代が乾杯の音頭。屋部町神楽保存会(宮沢正之会長)が獅子舞など神楽を、すみさか民謡会(橋本明夫会長)が津軽三味線を、婦人会と同民謡会が舞踊「堀直虎公」などを披露した。全員で須坂小唄を踊り、県歌信濃の国、ふるさとを合唱。北信流の杯事で絆を深めた。
 比嘉団長は「交通機関を乗り継いで須坂市まで10時間。日本の国土が広くてびっくりした。屋部の地名を同じくする両市がさらに強い絆で結ばれ、より発展し、ご健勝も願っています」と述べた。
 名護市は人口約6万人。屋部村、名護町など5町村が合併して40年。屋部小、屋部中、屋部幼稚園、屋部郵便局、屋部公民館などがある屋部地区(旧屋部村、約9,400人、約4,200世帯)は屋部、旭川、中山、宇茂佐(うむさ)、安和、勝山、山入端(やまのは)の7区で構成。屋部区は人口約1,650人、約630世帯。

2012-10-21 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント



森川 @ 2012-10-23 04:59 pm

沖縄県名護市に屋部地域があるのを初めて知りました。
私の存知ています限り、市内には村山(山形県村山市)・日野(東京都日野市)・豊洲(東京都区内)・豊丘(下伊那
緩?崑?・松川(下伊那郡松川町・北安曇郡松川村)・東(群馬県伊勢崎市東(旧東村)・同県みどり市東(旧東村)
テ姥?禳雰甘豸禳閉??旧東村))・中島(石川県七尾市中島(旧中島町))・福島(福島県福島市)があります。
そこの地域との交流会等かいさいしていただけたらな〜と思います。

須坂新聞社編集部 @ 2012-10-24 08:29 am

森川様

情報ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。