須商「みそすきカレー」を考案〜カレー店と連携 須商マーケットで販売へ

2012-10-07 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂商業高生はカレーの全国チェーン店を展開する「カレーハウスCoCo壱番屋」と連携し、須坂産のみそを使ったみそすき焼きとカレーを組み合わせた「みそすきカレー」を考案した。28日に同校で初めて本格的な試作をし、市内8店舗で「みそすき丼」を提供する信州須坂みそ料理の会の会員らも招いて試食会を行った。昨年の3年生が開発した特製ラーメンなどとともに、今月26〜28日に同校で開催する須商マーケットの目玉として売り出す考えだ。
 考案したのはマーケティングを中心に学ぶ流通ビジネスコース(山浦修教諭、24人)の3年生5人。同コースでは授業の一環として、3年前から「須商マーケット・リニューアルプロジェクト」を掲げ、商品開発に取り組んできた。おととしは市内の菓子店と共同で野菜スイーツ、昨年は特製ラーメンを開発した。
 みそすきカレーはCoCo壱番屋のルーに須坂産みそで味付けした豚肉、ゴボウ、玉ネギ、シメジ、白滝を入れた。開発チームリーダーの北島智徳君は「みそとゴボウの独特の風味がしておいしかった。イメージ通りの出来。皆さんに喜んでもらえると思うので、一生懸命考えたカレーをぜひ食べてほしい」と呼び掛けている。
 CoCo壱番屋の長野エリアマネジャーで大豆島店店長の青木政寛さん(30)は「須坂産を使って須坂で販売する地産地消のストーリーができていて素晴らしいと思った。学生たちが一生懸命考えたアイデアが形になってうれしい」と話した。
 試食した信州須坂みそ料理の会の霜田剛会長は「みそとカレーは合うので発想がいい。会の中でカレーを扱っている店では販売も考えたい。みそすきを味わってもらえる新たなメニューが増える」と期待していた。
 みそすきカレーは須商マーケット3日間で800食の販売を目指す。中辛と甘口の2種類で価格は1皿(310g)500〜550円を予定。また29日から来年1月末までは長野市内のCoCo壱番屋3店舗でも1皿(300g)730円で味わうことができる。

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