2012-09-30 07:00 am by 須坂新聞
脱走ペンギンで一躍有名になった須坂市動物園のフンボルトペンギンのひなに「トット」の名前がついた。同園が今月4日から17日に一般公募し、全国から寄せられた1,650件(約800案)の中から、職員と飼育員で選出した。
選定基準は、性別がまだ不明のため、オス、メスどちらにも対応でき、今夏の脱走劇が想像できること―。ついた名前からは、とっとと逃げる、トットットッと小走りで走る、といった光景が目に浮かぶ。さらに、このトットちゃん、ほかのひなと仲良く泳いだり、滑り台で遊んだりもするが、壁際にそっとたたずんでいることも多く、「壁ぎわのトットちゃん」の異名もマッチする。
「トット」の命名者は全国で6人。そのうちの1人、深海龍夫さん(70、須坂市田の神町)は「ペンギン独特の歩くような走るような愛らしい姿から思いついた。みんなに親しまれ、愛されてほしい」と話している。ほかのひな3羽は後に園でつける予定。
また、トットの命名を受け、園内では絵描き煎餅、携帯クリーナーやぬぐるみなどの委託、出張販売(土・日とイベント時)も始まり、お土産として人気が出そうだ。
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