2012-08-12 07:00 am by 須坂新聞
NPO法人ワークハウス太陽(星野勝俊理事長、須坂市九反田町)が運営する就労継続支援B型施設「だいち」(徳武洋子施設長)は、須坂市墨坂一丁目(八幡町)で事業を始めて3カ月がすぎた。現在18人の利用者がキノコのカット作業など行っている。
同法人は今年2月に設立された。授産施設は敷地約500平方メートルにある平屋(借家)で5月に認可を受けて事業がスタートした。
理事長の兄が小布施町で経営するキノコ生産・販売会社から業務を請け負い、生産、出荷、販売などの授産事業を行う。高山村ではケールの収穫もしている。秋には市内村石、豊丘の畑で野菜の栽培を始め、果樹園で袋かけなど青果物の生産も請け負う予定。他に施設内での軽作業も。
一方、利用者の施設外就労では、理事長の兄が経営するホテル用タオルなどのクリーニング会社(長野市)で研修もしている。
施設長のほか有資格職員3人が支援する。
「常に安定した授産により、工賃を少しでも多く」が共有認識。「環境に人に優しいことを常に忘れず、利用者個人に適した支援を笑顔で粘り強く」が運営の基本という。
星野理事長は取材に「仕事に対するやりがいが感じられるよう工賃を支払い、社会につながる意義や利用者の気持ちを大事に、一般就労も目指したい」と話す。
就労は平日月〜金の午前9時〜午後4時。同施設は☎026-214-9788。
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