2012-08-11 07:00 am by 須坂新聞
今年の夏はどのくらい暑いのか…。気象観測装置が設置されている須坂市消防本部によれば、7月1日〜8月7日の38日間に35度以上の猛暑日は6日、30度以上の真夏日は15日を記録。昨年の同期間に比べて猛暑日は3日多く、真夏日は7日少ない「暑い日は暑いが、全体は昨年より暑くない」というデータを示しているが、8月に入って高温の日が多く、同本部では「熱中症に気をつけて」と呼び掛けている。
今年の最高気温は7月16日の35.6度。猛暑日は7月28・31日、8月1・2・5日にも記録した。7月1カ月の平均気温は昨年が25・3度、今年が24・7度で、昨年の方が暑かった。ただ、8月の7日間に限れば、猛暑日は昨年のゼロに対して今年は3日。平均気温も昨年の26.0度に対して今年は27.3度あり、現状では「昨年は7月が暑く、今年は8月が暑い」傾向を示している。
また、同本部のまとめでは、今年の救急車の出動のうち熱中症と診断された人の搬送は7日現在31件(別表)あり、昨年同日の16件と比べてほぼ倍増している。発生は須坂市26件、小布施町5件。屋外18件、屋内13件。傷病程度は重傷2件、中傷11件、軽症18件。同本部では「熱中症はいつどこで誰に起きてもおかしくない状況。十分な休息や睡眠、こまめな水分や塩分の補給などに心掛けて」と呼び掛けている。
2012-08-11 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy