須坂カッタカタまつり〜雨でやきもき「最後までできてよかった」

2012-07-28 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 須坂の夏を彩る第35回須坂カッタカタまつりは21日、駅前通りと国道403号を歩行者天国にしてにぎやかに開かれ、踊り手や観客ら大勢の人たちが繰り出した。20日には須坂みんなの花火大会、21〜25日には伝統の須坂祇園祭も開かれ、須坂の夏祭り週間は天候に左右されながらも、多くの人たちを元気にして幕を閉じた。

 カッタカタまつり当日は午後からあいにくの雨模様となり、おまつり広場で予定していたステージパフォーマンスとダンスパフォーマンスは中止。雨天でも可能なフリーマーケットのみを行い、食・雑貨・衣類・手作り品など多彩な店が並んだ通りは大勢の人たちでにぎわっていた。
 メーンイベントの踊りの祭典には昨年より3連少ない54連(申し込みは3,032人)が参加。心配された雨も夕方には上がり、市消防団音楽隊パレードに続いて、6時過ぎ、三木市長の開会宣言でスタート、正調須坂小唄や新須坂小唄に合わせて、老若男女が練り歩いた。子どもや若い人たちは「カッタカタ」のおはやしに合わせて「それっ」と元気にジャンプ、パワーを爆発させていた。大休憩では恒例の竜みこしが繰り出し、昇竜太鼓の威勢のいい響きがこだました。
 また、会場では長野県の観光PRキャラクター「アルクマ」が祭りの盛り上げに一役買い、市赤十字奉仕団が行った3つの義援金の募集(昨年の東日本大震災、今年の大分県大雨災害、熊本広域大水害)には合計で27,078円の善意が寄せられた。
 主催の実行委員会では「とにかく雨が心配だったが、踊りの祭典の時間帯は若干小雨がぱらついた程度で、無事に最後までできてよかった。今後も皆さんの声をお聞きして、誰もが楽しめる市民祭りを目指していきたい」と話している。 
 なお、コンテストは仮装とデコレーションの2部門で行い、次のような結果となった。
 【仮装】▽最優秀賞 旭小妖怪もちづキッズ連▽優秀賞 須坂小6年猿軍団連▽特別賞 須坂剣道連盟連 小山っ子フレンズ連 
 【デコレーション】▽最優秀賞 馬場町連▽優秀賞 東横町連▽特別賞 八幡町連 北横町連 信州望成会連 南横町連 いけいけ相森連 たかほ連 須坂剣道連盟連 週刊すざかMagazine合同連 白石連(子どもデコレーションは全5連が奨励賞)

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