松川霊園〜24日、しゅん工式

2012-07-21 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は昨年度から進めてきた松川霊園造成工事(市単独事業)のしゅん工式を今月24日午前10時半から現地で行う。同霊園の造成は4回目。既設霊園の中で陥没している223区画の代替地と墓地を求める市民要望に応えるため、新たに917区画を隣接東側に設けた。
 敷地は11,364平方メートル。区画の内訳は3.3平方メートル102区画、4平方メートル784区画、6平方メートル31区画。駐車場は75台(うち障害者用3台)。あずまや、遊歩道、トイレ・管理棟、合葬式墓地(個別納骨方式と合同納骨方式)を設置した。
 合葬式は市が永年管理する形態の墓地で、身内や縁故者がいないなど納骨後の管理に不安を感じる人を対象に焼骨後20年間、棚を設けた納骨室に埋葬する個別納骨場所(125体可能)と、焼骨を合同納骨場所へ直接埋葬する合同納骨方式(200体想定、個別納骨は期間満了後埋葬)。
 植栽を施し、スロープの設置や通路舗装で高齢者や障害者の移動にも配慮。地域の意見を取り入れ、周辺住環境と調和し、北信五岳などの眺望景観を大事に、既設霊園のフェンス整備などで施設内の一体感を保った。
 使用料は霊園が31万3,000円〜57万円。管理料は年間3,000円。合葬式墓地の使用料は個別納骨方式が15万円、合同納骨方式が5万円(管理料は共にない)。市外に住所や本籍がある人の使用料は1割増し。一般募集は10月から。陥没者代替地対応は9月まで。
 設計は明和測量設計と、坂口建築都市設計(合葬式墓地、トイレ・管理棟)。施工はマツナガ建設。監理は市まちづくり推進部。用地費(補償料含む)は約5,700万円。工事費(設計費含む)は約2億6,200万円。
 完成後の墓地は市営3カ所合わせて3,390区画(松川霊園1,436、坂田霊園1,602、高梨霊園352)。

2012-07-21 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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