須坂市は道路系利用を提案〜屋代線跡地の利活用懇談会

2012-07-14 11:49 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市は5日、廃線となった屋代線の跡地利活用懇談会を第1勤労者研修センターで開いた。3日の井上地区沿線5町に続いて、境沢以北6町(境沢・八幡・高梨・塩川・南横・北横)の住民を対象に、約20人が出席した。市はたたき台として検討した4案をまとめ、市内区間約4kmは「道路、歩行者・自転車道等」の道路系の利用を提案した。
 県が現在進めている国道403号の4車線化の関係で、市はインター須坂流通産業団地に隣接する井上駅周辺は、産業団地の外郭道路としての活用を考えているとした。そのほかは道路系で考え、当面は砂利敷きで維持管理したいとした。
 これに対して、出席者は、長野線を含めて長期と短期で考える必要がある。長野、須坂、小布施、中野を含めて長野線は広域で将来の公共交通を検討する。LRT(次世代型路面電車)の検討も。短期では中央に桜並木や市の花を植え、自動車と歩道、車両一方通行などで活用は▽車の道路は反対。将来のランニングコストや危険度、花と緑のまちづくりを考えると散歩道、遊歩道、公園的な活用を
 ▽百々川、鮎川に架かる鉄橋はいらない▽国道406号と交差する南横町の踏切は撤去を―など意見が出た。
 市は地域づくり市民会議で引き続き意見を聞き、年内をめどに方向付けしたいとした。

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