2012-06-16 10:15 am by 須坂新聞
須坂市上町出身の山岸謙太郎さん(35、神奈川県)が監督を務めた短編映画『東京無国籍少女』が先ごろ、「ハードボイルドヨコハマアクションムービーコンペ2012」で審査員長賞を受賞した。10月6、7日に須坂市で上映会と講演会が開かれる。
『東京無国籍少女』は、突如、女子高生として目覚めた主人公がある男子との出会いで学園生活に馴染みつつあったが、そこにフランス語を話す謎の少女が現れる。その少女からメッセージを受け取り、主人公の記憶が蘇る…。「戦場と学園」をコンセプトにアクションと日常という相反する二面性を描いた作品。上映時間は20分。
同コンペには全国から短編アクション映画の応募があり、1次審査で26作品、2次審査で10作品が選ばれた。
映画監督の押井守さんが審査員長、脚本家の柏原寛司さんらが審査員を務め、『東京無国籍少女』は高い評価を得た。同作品を気に入った押井監督によるリメイクも検討されている。
山岸さんは映画制作チーム「プロジェクトヤマケン」を組織して活動している。これまでに『キヲクドロボウ』がうえだ城下町映画祭で大賞受賞や、上海国際映画祭で上映されるなどした。
山岸さんは「憧れの押井監督に私の作品を見てほしいと思い応募したので、審査員長賞はすごくうれしい。特にアクションシーンのリアリティーを追求し、素晴らしい作品が撮れた。ふるさとの皆さんにもぜひ見ていただきたい」と話している。
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